太陽光発電のデメリットは沖縄で解決

これまであまり注目されてこなかった太陽光発電のデメリット回避策として、20年後、固定価格買い取り期間終了後の清算時に、土地が高い価格で売却できる可能性を紹介してきましたが、少子高齢化と人口減で、そういった土地が数多くあるというわけではありません。
参考:太陽光発電の問題点
そうした中にあって、沖縄は非常に強い魅力を放つ土地であると考えています。沖縄は亜熱帯地方に属します。年間の平均気温は23.1ど。

1月ですら、17.0度という平均気温です。だからといって、夏が極端に暑いわけではなく、8月の平均気温は大阪のほうが高いくらいです。

また、日中の最高気温も特に高いわけではなく、過ごしやすい気候といってもいいかもしれません。

風は強く、特に夏と冬の季節風は強いものとなっています。この風を利用して、風力発電施設も建設されてきました。もっとも、普通の強い風であれば問題ないのですが、台風が上陸することが多く、とりわけ近年は台風が大型化しており、風速が大きくなる傾向にあります。そのため、以前はせっかく建設した風力発電設備が倒れたり、根本からおられたりするこもありました。

沖縄がどこにあるのかということについて、おそらく、ほとんどの人は、地図上で探すことができるでしょう。県によっては、多くの日本人がすぐに場所がわからない、というところもあります。東日本の人にとっての西日本の県、あるいは西日本にとっての東日本の県はわかりにくいかもしれません。その点、沖縄は、日本の南西に位置する島々で構成されていて、ほとんどの人はすぐに沖縄本島の位置を地図上で指し示すことができると思います。

もっとも、土地は日本の国土の1%にも満たないのですが、範囲としてはとても広くなっています。東西に1000伽、南北に400畑という広い海域を含んでいるからです。同じように広い海域を含む都道府県には、東京都があります。意外に思うかもしれませんが、東京都には伊豆諸島をはじめ、小笠原諸島などの島々があります。そして、地図を見ると、その小笠原諸島と沖縄県の東の端になる北大東島、南大東島が意外に近いこともわかります。

一方、南西の端になるのが、八重山諸島の石垣島、西表島、そして与那国島です。ここまでくると、台湾もすぐ近くです。

北は沖縄本島周辺。すぐ北に、鹿児島県の与論島があります。

沖縄の島々の歴史は、日本の歴史とは異なった歩みをしています。

琉球王朝が成立したのが、妬世紀初頭。中国からも影響を受けた、交易国家として存在感を示していました。その範囲は、今の沖縄県の範囲だけではなく、今では鹿児島県の一部となっている奄美諸島にまで及んでいました。

王朝の拠点となったのが、首里城です。王朝は、日本にも中国にも属さない、独立した国家として、歴史を重ねていったのです。

とはいえ、民族としては、日本ともつながっています。というよりも、そもそも日本民族が、北海道など北から来た民族、朝鮮半島を渡ってきた民族、そして琉球の島々を渡ってきた民族のそれぞれが入り交じっているといわれています。江戸時代になると、薩摩(鹿児島県の西半分)の島津藩が琉球に侵入し、与論島から北を薩摩に割譲、さらにさまざまな義務を強制するなど、薩摩の監視下にありました。

明治維新の後、廃藩置県に伴って、琉球の帰属問題が起きます。琉球は武力で日本に併合され、四世紀の終わりごろに、琉球王朝の歴史が閉じられました。その後、太平洋戦争では激戦地となり、敗戦後、1972年5月に日本に復帰するまでは米国の占領下となっていました。